2011年02月08日

コープマンのバッハ:オルガン作品全集


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トン・コープマンのバッハ演奏は、ヴァルヒャやリヒターと比較すると装飾を含め音の扱い方一つ一つが全く異なると言っても良いほどのスタイルを持っている。

しかし、それは近年の研究成果に則った上での刺激と言えかえって楽しめる。

コープマンは古い時代の奏法の研究家としても知られるが、そのバッハ解釈の姿勢は、一言で言えばロマン的アプローチの徹底的な排除ということができる。

コープマンのメリハリの利いたバロック的表現は、旧来のロマン派的表現とは異なった、オーセンティックなバッハ演奏の典型に数えられよう。

コープマンはJ.S.バッハの音楽に対しても人一倍誠実な眼差しを注ぐ人なのだが、同時に持って生まれた才気というか、包みきれない独創性を発揮することも、演奏にあたって忘れない。

彼は、早くから得意とするオルガンで、バッハのディスクを作ってきたが、当初のうちは、表面的に感じられる表現が気にならぬではなかった。

しかし、音楽家としての経験を深めてのちは、コープマンらしさを残しながらも従来よりずっと奥行きに富んだ、意味深いバッハ演奏を世に問うようになった。

一口に言えば、それは、あまりにオーソドックスを説きすぎはしない、「現代人が演奏家と共に楽しめるバッハ」であり、しかも必要な格調や、精神の昂揚感をも失ってはいない。

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classicalmusic at 18:41コメント(0)トラックバック(0)バッハ  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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