2022年08月08日

👏2022年はスクリャービン生誕150年㊗️大きくファンタジーのはばたく世界を実現し🥰録音に足かけ12年‼吟味を重ねたアシュケナージのピアノ・ソナタ全集


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アシュケナージの3枚のスクリャービン・アルバムからのソナタをすべて収めたもの。

1972年から84年にかけて収録されたアシュケナージの名盤のひとつ。

アシュケナージはこの母国の作曲家のソナタを、12年かけて全曲録音した。

ショパンやベートーヴェンの大部の全集の影に隠れがちだが、スクリャービンのソナタの全貌を広く世界に知らしめた意味はきわめて大きい。

研磨されたピアノの響きは言うまでもなく、演奏の完成度の高さは、名だたる国際コンクールを制覇した稀代のヴィルトゥオーゾの面目躍如である。

1曲1曲、吟味を重ねたのであろう、完成度はいずれもきわめて高く、時代とともにスタイルを変えていくスクリャービンの音楽の姿を忠実、かつスケール大きく表現し尽くしている。

そこでは重厚さと精妙な響きを兼ね備えたアシュケナージの音が雄弁な効果を発揮しているのは言うまでもない。

どの1曲をとってもそれぞれの作品にスクリャービンが託した抒情、激情、あるいは超越への意思に翼を与える、スケールの大きな名演といえる。

真正面から音楽に向き合い、1音たりとて雰囲気で流してしまわないのはアシュケナージらしい。

第1番は真にヴィルトゥジティの魅力に溢れ、甘美なロマンティシズムが息づき、《幻想ソナタ》の透徹したリリシズムと純度の高い表現が大きな感動を誘う。

大きくファンタジーのはばたくスクリャービンの世界を実現したこの演奏を越える全集は、当分望めないだろう。

アシュケナージによるスクリャービンへのオマージュ。

余談だが、かつてLPに収録されていた小品も見事だったので、それらについても、ぜひ製品化していただきたいものだ。

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classicalmusic at 18:53コメント(0)アシュケナージ  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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