2010年03月23日

ウィーン八重奏団のモーツァルト:ディヴェルティメント集


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1961年の録音、ともう半世紀近くが過ぎ去ってしまったが、アントン・フィーツ率いるウィーン八重奏団のモーツァルトは、機能的な演奏が主流となってきた近年の演奏の中で、ますます魅力的に聴こえてくる。

さすがに情緒豊かないい演奏を聴かせている。

悠揚迫らざるゆったりとしたモーツァルトで、20世紀中頃のウィーンの情緒を味わわせてくれるのが何とも好ましい。

甘美で暖かいウィーン情緒の中で繰り広げられる快いモーツァルトで、聴き手の気持ちをこんなに心なごませる演奏も珍しい。

潤い豊かな弦の響き、そして優しさを添えるホルンの素晴らしさなど、各楽器の統一感も見事で、まさに珠玉のモーツァルトのひとときを約束してくれる。

K.334の変奏曲の楽章などは、ベルリン・フィルのメンバーだともっとテンポを速くすることが多いので、この演奏のようなウィーン的なしなやかさに不足がちになる。

その点ここでは遅めのテンポながらアンサンブルも良く、独奏ヴァイオリンも実に巧い。

K.247も、まさにウィーンのグループであることを実感させてくれる演奏だ。

ウィーンの音楽家ならではの楽しみを満喫させてくれるディスクである。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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