2009年12月09日

ジェラルド・ムーアへのオマージュ(フェアウェル・コンサート)


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ジェラルド・ムーア。少しでもリートに関心のある人なら誰でも知っている名伴奏ピアニストだが、このディスクは、つねに脇役にまわって名歌手たちを支え続けてきたムーアが、ただ一度主役にまわったコンサートの記録。

1967年2月20日、長年名歌手たちの伴奏をつとめ、レコード録音も多く、まさに20世紀最大の伴奏ピアニストと言うべきムーアの引退に際してロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われた演奏会のライヴである。

イギリスEMIの名プロデューサー、ウォルター・レッグの企画により、これまでムーアとともに数々のコンサート出演やレコーディングを行ってきた3人の大歌手、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘルス、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、エリザベート・シュワルツコップの3人が同時に集い、ムーアへの感謝を捧げるというのが、この演奏会の主旨だった。

なにしろこの3人の世紀の大歌手が一堂に会して独唱ばかりか重唱も繰り広げたのであるから、そのライヴとしてこのレコードが発売された当時は、それなりに話題になったそうである。

しかし、この種の特別な機会に制作されたレコードのつねとして、時間が経つとともに忘れられ、再発のチャンスもなかなかやってこない。

これは残念なことである。

記念盤は記念盤として一回限りのリリースのほうが、まさに記念としての意義があるのかもしれないが。

幸いなことにCD化されたディスクは、むろん演奏は素晴らしいし、雰囲気も豊かである。

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classicalmusic at 18:25コメント(0)トラックバック(0)F=ディースカウ | シュヴァルツコップ 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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