2011年02月07日

F=ディースカウ&ビリングのシューベルト:冬の旅


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豊かな知性と感性、超人的なレパートリーを持ち、声楽の世界を広げたF=ディースカウだが、本領はドイツ・リートではないだろうか。

そこにはこれまで耳にしたことのない柔らかな快いバリトンの響きがあり、しなやかな歌いぶりには極めて繊細な陰影が刻まれていた。

またドイツ語も美しく、このように素晴らしいリート歌手に出会えたのは初めてのことのように思えた。

ところでF=ディースカウの最も古い録音は、ビリングのピアノによる1948年1月に収録されたベルリンRIASの放送録音《冬の旅》全曲である。

F=ディースカウ22歳の時の演奏ではあるが、既に完成された技巧を備えており、みずみずしい声で率直に心情を吐露している。

後の7度に及ぶ《冬の旅》に較べてもさして遜色がない。

この録音は当時しばしば放送され、彼の名が次第に知れ渡って行った。

日本では最初ANFからCDとして発売され、その後キングから再発されたが残念なことに廃盤となったようである。

幸いなことに現在では輸入盤で入手でき、観賞に耐えうる音質である。

演奏時間は76分に及び、その後の録音のどれよりも遅いテンポが採られているのも興味深いところだ。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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