2010年02月03日

バレンボイム&シカゴ響のR.シュトラウス:管弦楽作品集


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バレンボイムとシカゴ響の演奏は、金管楽器をはじめこの名人オーケストラの機能を存分に生かして、とても聴き映えがする。

しかも、自信にみちた表現を細部まで実になめらかに徹底させており、その表情の豊かさもバレンボイムならではのものである。

バレンボイムはシカゴ響の機能を思いのままに扱い、作品のヴィルトゥオーゾ的な表現に成功している。

「英雄の生涯」は入念な演出が見事。

各場面の計算が緻密で、平和なムードに包まれた「英雄の伴侶」から一転して、激しく力強い「英雄の戦場」に移る場面など、実にうまい。

ヴァイオリン・ソロのマガドも好演。

シカゴ響にとって「英雄の生涯」はライナー以来久しぶりの録音だが、バレンボイムは、この名人オーケストラの能力を存分に発揮させて、入念で変化にとんだ演奏を築いている。

「ティル」でも主人公のいたずらぶりを生き生きと活写し、特に金管の活躍する場面が素晴らしい。

「ドン・キホーテ」は主題と各変奏をキメ細かく表情豊かにまとめており、動画のように生き生きと描写している。

「ドン・ファン」も名人オーケストラの機能を十全に発揮させており、その壮麗で豪壮な音の洪水には圧倒されてしまう。

シカゴ響を意のままに動かし、バレンボイム独自のR.シュトラウスの世界をつくりあげている演奏である。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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