2010年02月15日

ライナー&シカゴ響のR.シュトラウス:英雄の生涯&ツァラトゥストラはかく語りき


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ライナーはドレスデン国立歌劇場の音楽監督時代(1914-21)に親交があったR.シュトラウスをとくに十八番といえるレパートリーの1つであった。

そして、ライナーとシカゴ響による残されたステレオ録音は、そのどれもがかけがえのない名演にほかならないが、このシュトラウス管弦楽集は、なかでも傑出した名演になっている。

両曲ともライナーがシカゴ交響楽団の音楽監督に就任して間もなく録音されたものだが、オーケストラを完全に掌握し、その能力を余すところなく発揮させているのに改めて驚く。

ライナーの演奏は響きや表情を必要以上に磨きあげたり、華美すぎることなく、その抑制利いた演奏は作品の本質を深く鋭く表現していて、まったく過不足がない。

シュトラウスの様式感の特徴や独自性をまるで自分のものであるかのように巧みに把握したライナーは、シカゴ響のブレンドの良い引き締まったサウンドと精巧きわまりないアンサンブルを駆使して、ほとんど非の打ちどころのない作品の再現を可能たらしめている。

2曲とも文句のつけようのない内容であり、座右に置いていつまでも味わいたい演奏になっている。

そしてまた、他に先駆けてステレオ録音を開始したRCAの初期の録音の中でも、この2曲は演奏・録音ともに特に優れたものであり、歴史的価値も少なくない。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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