2010年03月17日

ロストロポーヴィチ&パリ管のR.コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」


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ロストロポーヴィチが初めてパリ管とコンビを組んで録音したのがこの「シェエラザード」だ。

その最優秀の録音と相まって、「シェエラザード」のレコードをたった1枚ほしい、という人に第一にお薦めできよう。

ロストロポーヴィチの指揮は、音楽のダイナミック・レンジが広大で、色彩的でかつドラマティックである。

豊かな表情、華やかな色彩美の点で申し分なく、問題があるとすれば表情がつきすぎていることだが、私にはこういうこってりとした演奏がこの曲の場合いちばんぴったりくる。

旋律の歌わせ方の身ぶりが大きく、とにかく大変にわかりやすく、ノスタルジックな味のある演奏といえる。

反面やや大味なのも確かで、細かいニュアンスなどには余りこだわらず、音の強弱だけで割り切ってしまう、単純さも耳につく。

ただここでは、パリ管を使っているのがプラスで、このオーケストラの持つ、豊かな色彩感が指揮の足らざるところを補っている感じだ。

そしてヨルダノフの独奏ヴァイオリンが、妖艶な色気で迫り、ロストロポーヴィチの表現に錦上花を添えている。

結果としてスケールの大きな、語り口の巧者な名演になっている。

特に絢爛豪華に描いた第4楽章は好演だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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