2012年05月17日

カラヤンのチャイコフスキー:管弦楽曲集


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カラヤンはチャイコフスキーの作品を得意中の得意としていた。

いずれもカラヤンの緻密な設計と演出、心憎いほど巧みな棒さばきで、各曲の曲想を余すところなく華麗に表出している。

カラヤンの長所が発揮された演奏で、実に設計の巧みな、聴かせどころを押さえた表現である。

旋律の歌わせ方での独特の粘りといい、間の取り方のうまさといい、絶妙だ。

カラヤンにこうした曲を振らせると、抜群の巧さを発揮する。

要するに超一流のベルリン・フィルを駆使して、手抜きなしに正攻法で攻めるという誠実さが、こういう結果になるのだろう。

とにかく演奏は例によって老獪そのもの、演出の巧さではダントツの存在感を示している。

そしてどこまでも端然としたたたずまいで、品格が高いのもカラヤンの通俗名曲の特色になっている。

ただあまりにもカラヤン流であるため、人によっては演出過剰と感じるかもしれない。

演奏としては「スラヴ行進曲」が聴かせる。

カラヤンは帝王巨匠になっても、大衆の喜ぶ音楽の演奏を忘れなかった。

こうした活動ぶりが、"クラシック音楽のセールスマン"などと、陰口を叩かれる要因になったのだろうが、カラヤンのセールス活動がなかったら、クラシック音楽の衰退はもっと早まっていただろう。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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