2010年06月08日

ムター&カラヤンのメンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲


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ムターが17歳の時の録音である。

メンデルスゾーンが出色の演奏。

ムターの感受性にみちたニュアンス豊かな音色と弾き方、感情の起伏の大きいカデンツァ、強弱・緩急の変化が自在で極めてスケールの大きな演奏である。

カラヤンの指揮も壮大で厚みがある。

ブルッフも好演。

特に冒頭のカデンツァを、ムターは力強く、高い集中力をもって説得力のある演奏を聴かせる。

"ヴァイオリンの女王"と呼ばれる現在の彼女ならば、さらに自分の表現を徹底して、スケール豊かな演奏を聴かせてくれるだろうが、ここでのムターも真摯に作品に対して、自分の力を存分かつのびやかに発揮している。

若々しい集中力にとんだ演奏は、とても17歳の少女の演奏とは思えないほど充実しているし、繊細に心を傾けたみずみずしい歌と抒情がなんとも美しく、魅力的である。

カラヤンもいかにも硬軟巧みに、ムターのソロを生かしている。

ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキーなどを再録音しているムターが、この協奏曲をまだ取り上げてないのも、そうした魅力故ではないだろうか。

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classicalmusic at 18:45コメント(0)ムター | カラヤン 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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