2011年06月21日

マルコフのパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番/24のカプリース


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旧ソ連出身のアメリカの中堅ヴァイオリン奏者アレクサンドル・マルコフのデビュー盤。

彼は1963年モスクワの生まれ。ヴァイオリニストである父に手ほどきを受け、9歳で父と共にソリストとしてデビューしている。

1975年にアメリカに移り、1982年のパガニーニ国際コンクールで第1位に入賞、翌年にはカーネギー・ホールでデビューして大成功を収めている。

ことに《24のカプリース》は、歴代名盤に匹敵する名演。

ライヴ録音のためか、マルコフは終始奔放に自らの技術と感性を表に出し、スリリングな妙味のある演奏を聴かせてくれる。

時に鋭く張りつめた音の連なりが耳を疲れさせなくもないが、半面、きめの細やかさと表現の幅があるため、第2,4,9,15,21番のデモーニッシュな美をたたえた歌い口にはヴァイオリン・ファンを魅了するものがある。

解釈、表情付けは随所で個性的なものを示し、類型化しない才能を実感させる。

協奏曲も冴えた技巧を背景としながら、ときに大胆なまでの濃厚な表情を、ときにデリカシーに満ちた表情を自在に導き出していくマルコフの手腕は、なんとも鮮やかで、間然としたところがない。

伴奏も力のあるもので、独奏者の存在感をより確かなものとしている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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