2010年07月02日

オッターのシベリウス:歌曲集


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。

 

前者は北欧スウェーデン出身のオッターによる初のシベリウス/歌曲集。

シベリウスの歌曲の最良の表現がここにはある。

オッターは柔らかな温かみのある美しい声で、最初の「アリオーソ」からしみじみと心に染みる歌を聴かせる。

これほど豊かな歌心を持つ歌手は稀で、「眠れ」での不安を宿したひそやかな歌いぶりや、「とんぼ」での弱声の奥深い表現も見事。

「黒いばら」での劇的な表現にも圧倒される。

歌曲では音楽もさることながら詩が非常に重要だ。

スウェーデン語のようにメジャーな言葉によらない歌曲の場合(日本歌曲もそうだが)、言葉を理解できない聴き手にも詩の内容を伝えられる情感豊かな歌い手と出会えたらなんと幸せなことか。

作品13、作品50、作品90ほかの25曲を収めた後者のアルバム(ただし作品50はドイツ語)に耳を傾ければ、北国の豊かな大自然の情景、人々の心に飛び跳ねる幸せな夢想(とりわけルネベリの詩)が、自分のもののように感じられるだろう。

ロマンティックな躍動が、言葉の抑揚を生かしたオッターの大胆な語りから生まれる。

音楽に満ちる若さと希望に感動。

フォシュベリのピアノもスケールが大きく、北欧的な清澄さと憂愁をよく伝えている。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 18:31コメント(4)トラックバック(0)シベリウス  

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by maru   2010年07月02日 19:15
4 いつもTBありがとうございます。
2. Posted by 和田   2010年07月02日 22:38
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
3. Posted by リリィ   2010年07月06日 10:43
TBありがとうございます。
歌曲はまだ聴いたことがありませんでしたのでとても興味が湧きました。
9月の音楽祭に行こうか検討中です。
北欧音楽はなかなか難解ですが、演奏してすっかり魅了されてしまいました。これからも色んな曲に挑戦できればと思っています。色々教えて下さい。
4. Posted by 和田   2010年07月06日 18:32
リリィさん、コメントありがとうございます。ご参考にしていただいて幸いです。
確かにシベリウスの歌曲ともなると、ほとんどのクラシック音楽ファンにはなじみのない分野でしょうが、オッターの名唱によって、シベリウスの歌曲の真髄が明らかにされたのではないでしょうか。少しでも多くの人に聴いてもらいたいものです。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile
Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ