2011年07月26日

グルベローヴァのモーツァルト:コンサート・アリア集


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グルベローヴァとアーノンクールのリサイタル初共演盤。

グルベローヴァの代表的なソロ・アルバムで、コロラトゥーラの超絶技巧の極致ともいえるモーツァルトのコンサート・アリア集。

モーツァルトの音楽の、清楚で可憐な性格よりも、かなり劇的な性格を引き出した歌唱である。

グルベローヴァの歌唱はライヴでありながらも終始安定しており、いささかの乱れもない。

その声は広い音域にわたって一粒一粒輝いているし、超絶的なコロラトゥーラも余裕をもって鮮やかに歌い切り、特に高音のピアニッシモが美しい。

グルベローヴァの高音には、ほかのどのソプラノにもない独特の魅力がある。

それがとりわけモーツァルトでものすごい威力を発揮することを教えてくれたのがこのディスクだった。

ここにはアロイジアのために書かれた4曲をメインに8曲もコンサート・アリアが収録されている。

一般によく知られている曲たちではないが(しかしこの演奏によって真価が明らかになったものもあるのでは)、どの曲も聴き手の心をとらえて放さない。

コロラトゥーラにも感心するけれど、むしろその音色に現われた目のくらむような「魔性」に魅力を感じる。

グルベローヴァのツェルビネッタにもそんな「魔性」があった。

曲そのものに加え、グルベローヴァ自身の価値をも伝える傑作ディスクである。

アーノンクールの指揮はテキストと音楽の内容を的確に示している。

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classicalmusic at 18:59コメント(0)トラックバック(0)モーツァルト | アーノンクール 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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