2010年08月05日

テイトのモーツァルト:交響曲第40番、第41番「ジュピター」


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内田光子とのモーツァルト:ピアノ協奏曲の演奏・録音で一世を風靡した注目のイギリス人指揮者ジェフリー・テイトの本格的なデビュー盤。

現代の若手指揮者のなかで、この人ほどスケールの大きな指揮をする人も珍しい。

"クレンペラーの再来"というキャッチフレーズも当たらずとはいえとも遠からずだ。

その音楽は悠揚迫らずゆったりとしていて、しかも強固な芯が通っている。

室内オーケストラを指揮しているが、テイトの表現は、シンフォニックでスケールが大きい。

旋律の歌わせ方のうまさにまず惹かれる。

管楽器、ことに木管楽器の表情が絶妙で、深々とした呼吸の自然な語り口をもった演奏である。

テイトの作り出す音楽は身体的不自由から来る翳りはなく本質的にネアカである。

テイトならではの、おおらかな音楽を楽しめるディスクだ。

「ジュピター」は特に名演だ。

ト短調(クラリネット入りの第2版)も室内オーケストラ特有の清澄な音色を生かし、曲に内在するパトスをギリギリまで引き出している。

録音のよさも注目すべきで、ことに管楽器群とティンパニの分離のよさには驚く。

ティンパニの音がはっきり聴こえるのも、テイト盤ならではの特色だ。

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classicalmusic at 20:18コメント(0)モーツァルト  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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