2010年08月17日

ツィマーマン&ジュリーニのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番


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新盤とは別人のような、若き日のツィマーマンの初々しい情感に満たされた演奏だ。

第2番が名演。

ツィマーマンはショパンを完全に自分のものにしており、作品の情感、リリシズム、ロマンティシズムを細部まで感じぬいている。

それは上等で匂うような音楽性、デリケートで柔軟な感性に裏打ちされたものだ。

それに高雅な香りと気品にみちているのがすてきだ。

この作品が書かれたときの、ショパンの年齢に近かったころのツィマーマンの録音だけに、若々しく純粋な感性で音楽をつくりあげている。

ことに、初恋の気持ちをあらわしたともいわれる、幻想曲ふうの第2楽章は絶品だ。

第1番はきわめて繊細なタッチで優美に表現しているのが魅力だ。

その音だけ聴いていると、あたかも女性が弾いているような感じで、しなやかで甘く、この作品の抒情的な流れを、ごく自然に歌わせているところにひかれる。

特に第2楽章がよく、病的な青白いロマンの一種独特な雰囲気がたちこめている。

ジュリーニの棒もうまく、立派である。

両曲ともドイツ風の充実し切った響きによる立派さが際立っている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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