2010年09月13日

ドラティのバルトーク:中国の不思議な役人&弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽


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ハンガリー生まれのドラティはバルトークを大変得意としており、ドラティが尊敬してやまなかったバルトークに対する熱い思いのこめられた名演である。

この演奏には、高齢に達したドラティとは思えぬ、若々しく熱のこもった指揮ぶりで、寸分の隙もない組み立ても素晴らしい。

全体にハンガリーの血のたぎりが感じられる民族色の濃い表現で、熱っぽい音のつくりかたやエネルギッシュなもりあげかたなど、この人ならではの訴えかける力の強い演奏だ。

デトロイト響の水際立ったうまさも見事の一言につきる。

単にドラティが、ハンガリーの出身でバレエ音楽を得意を得意としていたという皮相な見地からだけでなく、「中国の不思議な役人」は素晴らしい。

ドラティはこの曲を3回録音しているが、これは、その最後の録音。

ドラティの表現は、精妙、かつダイナミックなもので、この曲のもつ魅力を万全に伝えていて素晴らしい。

ここではそのユニークな語法の中に、ステージに対する洞察力、音色に対する配慮が十分に行き届き、この非常なドラマをメカニカルなだけの世界にとどめていない。

原曲通りのコーラス入りの演奏。

「弦、チェレ」も屈指の名演で、一点一画をもおろそかにせず、各楽章を入念に練り上げながら、全体を精妙に仕上げている。

緊張感にあふれた大変精度の高い演奏であり、特に第2,4楽章が見事だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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