2010年11月05日

ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンのモーツァルト:交響曲第38番「プラハ」&第39番


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第40、41番に続くブロムシュテットのモーツァルト/交響曲シリーズ第2作。

シュターツカペレ・ドレスデンの特徴的な音質をよく示していて、柔らかな音ですすめられている。

ブロムシュテットも、この特徴を音楽面で生かすのに成功していて、角ばらない、柔らかさと滑らかさのある音楽を作っている。

両曲の両端楽章にもそういうことがいえるし、それでいて表現力は極めて豊かであり、緩徐楽章には優しさの中に特に燃えるような激しさがある。

録音のロケーションが教会ということもあるのだろうが、オーケストラの響きが若干ふわふわと聴こえる点で評価が分かれるかもしれないが、しかしブロムシュテットの表現そのものは極めて力強い。

特に《プラハ》は、堂々とリズムを刻んでゆく第1楽章の重量感といい、続くアンダンテの語り口といい、むしろ硬派の演奏になっている。

そのあと、引き締まったフィナーレがたいへん美しい。

第39番もスケールの大きな演奏だが、ここでは世界屈指のオーケストラの固有の魅力がいちだんと物を言っている。

中でも第1楽章導入部の後半やメヌエットのトリオなどには、それこそはっとするような美しい瞬間が続出する。

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classicalmusic at 18:55コメント(2)トラックバック(0)モーツァルト | ブロムシュテット 

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コメント一覧

1. Posted by 観るだけ美術部員   2010年11月08日 20:17
観るだけ美術部員です。こんばんは!
演奏できない「聴くだけ部員」ですが、モーツァルトの
「プラハ」とか、好きです。ぼくは北海道に住んでいる
のですが、地元の「札幌交響楽団」の演奏は、1年に
何度か聴きに行きます。音楽監督の尾高忠明さん、
正指揮者の高関建さんのおふたりは、指揮にも安定感
があり、オーソドックスで好きです。札幌のクラシック・
ホール「Kitara」は、音の反響もよいですよ。北海道に
来られたことはありますか?
2. Posted by 和田   2010年11月09日 09:06
観るだけ美術部員さん、コメントありがとうございます。
私は東京に10年間在住して、今は九州にいますので、なかなか北海道まで行く機会はないですね。
札幌交響楽団は指揮者に恵まれてて良いですね。おっしゃる通り、安定感がありそうで。
最近聴いたライヴというと、ゲルギエフ&マリインスキー劇場がわざわざ熊本まで来てくれまして、演奏も圧倒的迫力でした。
またのコメントをお待ちしております。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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