2011年01月22日

パノハSQのヤナーチェク:弦楽四重奏曲集


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モラヴィアの作曲家、ヤナーチェク(1854-1928)は弦楽四重奏曲を2曲作曲したが、いずれも自己告白的内容を持つ作品で、20世紀に作られた室内楽中最高傑作のひとつと見られて注目されている逸品だ。

スメタナSQの後継者と目され、常にみずみずしい感性と多感な音楽性を持つパノハSQは、これらの作品が出来上がった背景を充分に研究した上でこの2曲の録音に取り組んだという。

スメタナSQがあれほど広く日本の愛好家たちに愛されたのに比べると、その後継者たるパノハSQの知名度はまだまだ高いとは言えない。

だがどうか、彼らの音楽に静かに耳を傾けてみて欲しい。

いくらか線が細く、押しつけがましさのない地味なキャラクターではあるけれども、まことにセンスの良い、素晴らしい音楽家たちである。

パノハSQのCDは、たとえばドヴォルザークなども悪くないが、現時点でどれかひとつをとるとすればこのヤナーチェクだろう。

透明で清涼感溢れるアンサンブルの美しさにうっとりさせられる。

また38歳年下の人妻カミラを慕う作曲者の恋心に同情する激しい情熱の表出にも欠けていない。

作品も演奏内容もなぜか愛おしく、抱きしめたくなる音楽である。

巨大な空間には向かないクヮルテットだが、逆にこぢんまりしたホールなら最高、むろんCDならその点問題ない。

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classicalmusic at 16:48コメント(0)トラックバック(0)ヤナーチェク  

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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