2011年11月30日

フルトヴェングラーのウェーバー:魔弾の射手


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フルトヴェングラーが亡くなる4ヶ月前のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。

いかにもフルトヴェングラーらしい濃厚なロマンティシズムが全編にあふれた演奏で、その白熱した表現は、聴いていると胸が熱くなってくる。

序曲がはじまっただけで、聴き手はまるで時間が何かまったく別の持続の秩序に組み込まれてしまったかのような驚きと緊張を強いられ、フルトヴェングラーの音楽の異様な呪縛の中にとらえられる。

ドラマはあくまでロマンティックな憧れと夢の世界の中に、深い郷愁と共感をもってあたたかく描き出されている。

彫りが深く、とりわけ曲の前半はテンポがきわめて遅いが、深閑としたドイツの森の暗さをこの上なく雰囲気豊かに描き切っている。

ドイツ・ロマン派芸術の原点と思えるドイツの森の雰囲気を、これだけ雄大なスケールでとらえて伝えたオペラの演奏も珍しいので捨て難い。

歌手陣も、当時としては最高の顔ぶれをそろえたもので、ことにアガーテのグリュンマーはカイルベルト盤を上回る名唱。

エンヒェンのシュトライヒの充実した歌唱も光っている。

録音は、ステレオ録音とされているもので、フルトヴェングラーの残した録音のうちでは良好な部類に入る。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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