2008年03月08日

カラヤンのR.シュトラウス:ナクソス島のアリアドネ


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《ナクソス島のアリアドネ》は、聖と俗、芸術と娯楽をひとつのものに混ぜこんでしまおうという、R.シュトラウスの遊び心にみちみちた面目躍如の作品。

それだけに演奏は難しい。

カラヤンの1954年盤は、ケンペ盤と並ぶ歴史的名演である。

カラヤンのR.シュトラウスはいつも成功していた。

もっと多くのオペラを手がけなかったのが不思議だし、残念である。

でも《ばらの騎士》と《サロメ》とこの《ナクソス島のアリアドネ》を遺してくれた。

R.シュトラウスの響きと効果は、カラヤンによって完璧に達成された。

カラヤンの指揮と表現は、実に優美・艶麗・洗練をきわめたもので、このようにしなやかで生き生きとした演奏は後の余りにも巨匠的な表現からは到底望み得ない。

この精妙で知的なオペラに必要な様々な表現方法を、的確に雄弁に充たす結果となっているわけで、定評ある彼の《ばらの騎士》や《サロメ》にも劣らぬ、シュトラウスの不朽の名演に数えたい。

アリアドネを歌っているのはシュヴァルツコップで、やや妖艶にすぎる印象を受ける。

ツェルビネッタはリタ・シュトライヒ。彼女は清純な声で、細やかな表情づけも巧くこの役にとても合っている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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