2011年06月16日

ショルティのブラームス:交響曲全集


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意外なことにいずれもショルティの初録音だった。1980年度の米グラミー賞を受賞している。

現在カタログには何十種類もの現役盤がひしめいているが、結局、魅力度ということにかけては、ショルティ指揮シカゴ響が、圧倒的な貫禄であたりを睥睨している。

いかにもスケールの大きな巨匠風の演奏だが、機能的に優秀なシカゴ響の名人芸をフルに発揮させて、タカ派的ともいえるエネルギッシュで、戦闘的なブラームス像を描き上げている。

どの曲もいかにもショルティらしい表現で、堅固な造形でまとめられ、それが同時にショルティの資質と音楽的な特色を表している。

楽譜に指示されたすべての反復が実行され、しかも各曲それぞれの性格が鮮明に示されているのが素晴らしい。

例えば第1番の妥当なテンポで堅実にまとめられながらも、そこに作品に必須の豪快でスケールの大きい表現、劇性が存分に示されているのだ。

第2番の風格豊かで明朗な歌、第3番の古典的な語法とロマン的内容のバランスのよさ、第4番での精妙にブレンドされた響きなど、現代的なコンセプトによるブラームスの典型的な演奏といってよい。

2つの序曲も精緻な表現である。

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classicalmusic at 18:34コメント(0)トラックバック(0)ブラームス | ショルティ 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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