2011年12月14日

アーノンクール&ウィーン・フィルのブルックナー:交響曲第9番


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本CDは、アーノンクールのRCAへの移籍第1弾である。

アーノンクールは語る。

これまでの定説に反し、ブルックナーはこのフィナーレの大部分を書き終えており、少なくともモーツァルトの「レクイエム」以上に、真作の割合が大きい。

しかし、心ない弟子たちによって、ブルックナーの遺産がちりぢりとなり、フィナーレのスコアに関しても「ある」はずのページのいくつかも失われている、と。

シャルク兄弟やレーヴェたちは、杜撰で悪趣味な編曲だけに止まらず、師の遺品さえ私欲と虚栄心の道具にする、罰当たりな連中である。

彼らは本当のブルックナーの偉大さに気付いていなかったのだろう。

さて、このCDには、ブルックナーの遺したフィナーレの「真筆」のうち現存する部分だけが収録されている。

しかも、アーノンクールの詳細なレクチャー付きで。

ブルックナー・ファンを自認する者なら聴かない手はない。

完成された最初の3つの楽章も、アーノンクールならではの、清新の気漲る名演であることは、言うまでもない。

「フィナーレが細切れでは欲求不満」という方には、欠落部の補完されたアイヒホルン盤を併せて聴くことをお薦めする。

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classicalmusic at 21:08コメント(0)トラックバック(0)ブルックナー | アーノンクール 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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