2011年08月21日

ハイティンク&バイエルン放送響のブルックナー:交響曲第5番


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2010年2月12日、ミュンヘン・フィルハーモニーに於けるライヴ録音。

ハイティンクが、1988年のウィーン・フィルとの録音以来、21年ぶりに バイエルン放送響とおこなったライヴ録音。

ハイティンクの壮大な音楽づくりにオーケストラのメンバー、そして、響きの良さでは定評のあるミュンヘンのフィルハーモニー(ホール)が、まさに三位一体となって素晴らしい音楽を奏でている。

ハイティンクはバイエルン放送響の南ドイツ的な属性を大切にして、洗練されたアンサンブルで、じっくりとブルックナー・サウンドを醸成している。

荘重な第1楽章、ひときわ美しい第2楽章、軽快かつダイナミックな第3楽章、そして終楽章は、実に荘重で輝かしい頂点を形成して壮大なスケールで閉じる。

75分間、最近忘れかけていた、ゆったりとした“とき”を味わえる。

ブルックナーを得意としてきたハイティンクの同曲3回の録音のなかでも秀逸な1枚と言える。

特段、誇張する箇所もなく中庸といえばそれまでだが、しなやかな弦、強奏でも美しく重心の低い響きを持つ渋い金管といい見事である。

ハイティンクやヨッフムの演奏を聴くたびに、指揮者には失礼かもしれないが、何よりも感心するのはバイエルン放送響の音である。

ハイティンク盤は録音が新しいだけにその特徴がよくわかり、ヨッフムがオケと一緒に音楽するのに対して、ハイティンクはオケを統率しようとする意思が感じられるのだ。

明るく開放的な演奏ということでは、ヨッフムの弟分的な名演である。

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classicalmusic at 19:24コメント(0)トラックバック(0)ブルックナー | ハイティンク 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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