2011年08月30日

チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのブルックナー:交響曲第5番(来日公演盤)


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1986年10月22日、チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル初来日ライヴで、サントリーホール・オープニング・シリーズの一環としておこなわれたコンサートの貴重な記録。

中でもチェリビダッケの指揮したブルックナー第5番の公演は、雄大なスケール感と繊細を極めた表現手法、そして信じがたいほど細部までコントロールされたオーケストラ・サウンドの見事さによって、熱心な音楽ファンから大きな注目を集めており、1ヶ月前におこなわれたヨッフム&コンセルトヘボウのブルックナーの第7番や、5月のクライバーの一連の公演と共に伝説的な名演奏として語り継がれてきたものである。

今回、ヨッフムの演奏と同じくALTUSレーベルから登場することになったチェリビダッケの公演録音は、FM東京が収録したもののなぜか未放送だったというもので、20年間梶本音楽事務所の保管室に封印されていたというオリジナルの音源だそうだ。

なお、解説書にはチェリビダッケの息子でその録音資産について管理する立場にあるイオアン氏が、父のテンポに言及した興味深い文章を寄せている。

また、音楽評論家の岡本稔氏も「これほど再現性の高いチェリビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに真のチェリビダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」と賛意を表明していた。

実際に聴いてみたが、オーケストラの息長く分厚くしかも美しい響きには感嘆した。

チェリビダッケの指揮するミュンヘン・フィルは通常より大きな編成をとることでも知られていたが、その圧倒的なスケール感を思い出させてくれる見事な音質に仕上がっている。

まだ立って指揮していたチェリビダッケの体調も絶好調、完璧なオーケストラ・コントロールに心底驚かされる。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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