2013年07月19日

ベーム&バイエルン放送響のブルックナー:交響曲第8番


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1971年11月16日、ミュンヘン、ヘルクレスザールに於けるライヴ録音。

べームとバイエルン放送響の顔合わせによるブルックナーが、第7番につづき、1971年のブルックナー第8番が登場した。

正規では初出となるこの演奏は、第7番同様に速めのテンポを採用している点が特徴。

べームの代表盤とされるDGのセッション録音(1976年)に比べて、全体でほぼ8分あまり速くなっている。

とりわけ後半2楽章での印象の違いは大きく、おだやかなウィーン・フィル盤とは異なり、まことに熱い演奏が繰り広げられている。

DG盤では表面では落ち着いているが内部では青白い炎が燃えていた。

しかしこのライヴでは全身燃え盛っている。

速いテンポで突き進む爽快感、ライヴならではの少々荒いドライヴ感などDG盤では味わえない魅力がある。

オケも乗っており、鳴りも小気味よい。

キャリアの初期からブルックナーを好んで取り上げていたべームだが、1936年にドレスデンで行なった3つの録音を別にすれば、本格的に録音するようになったのはようやく1970年代に入ってから。

第7番とともに、当バイエルン放送響との第8番は、あまり多いとはいえないべームのブルックナー演奏を検証するうえで、かけがえのないものといえるだろう。

このたびもバイエルン放送アーカイヴの正規音源使用によるため、すぐれた音質といえよう。

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classicalmusic at 21:46コメント(0)トラックバック(0)ブルックナー | ベーム 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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