2011年09月18日

チェリビダッケ&シュトゥットガルト放送響/シェエラザード、ティル(DVD)


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1982年11月に収録された『シェエラザード』の本番演奏(カラー)と、1965年1月に収録された『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』のリハーサル(モノクロ)の組み合わせというたいへん興味深い映像作品。

どちらもNHK衛星で放送済みだが、正規のDVD化はありがたい。

『シェエラザード』は放送用の録画で聴衆なしの演奏。

チェリビダッケの『シェエラザード』といえば、雄大なスケールで作品の各場面を濃厚に描きつくした名解釈が、すでにシュトゥットガルト放送響盤(DG)でも、ミュンヘン・フィル盤(EMI)でも広く知られているが、今回そこにカラー映像作品が加わることは何よりの朗報だ。

カメラアングルがやや単調な様に思われるが、じっくりとオーケストラをコントロールするチェリビダッケが見もの。

組み合わせの『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』のリハーサルは、モノクロ映像ながらチェリビダッケがまだ体を激しく動かしていた頃のリハーサルということで、これも興味深い内容。

52歳のチェリビダッケがとにかく派手な動きで活気に満ちたリハーサルをおこなっており、腰を振りながらのノリノリの姿には驚かれる方も多いことであろう。

例によってスコアも無しで鋭い指摘をくり返し、音楽の情景や推移を説明し、凄まじい気迫でオケを引っ張ってゆく。

画質は素晴らしい。音質はモノだが切れ味があり不満はそれほどない。

しかしどうも『シェエラザード』はDGと同じ演奏のように思う(チェリの掛け声も一緒)。

なので、音質で負けるように思われるも、楽器の収録バランスが違うので、案外こちらのほうが迫力やニュアンスの豊かさを聴き取れる部分があることも事実。

個人的にはこちらを取りたい。(映像の印象も含めて。)

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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