2011年12月08日

クーベリック&バイエルン放送響のブルックナー:交響曲第8番(1977年ライヴ)


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1977年5月12日、ミュンヘン、ヘルクレスザールに於けるライヴ録音。

ヨッフムの次にバイエルン放送響の首席指揮者に着任したのがラファエル・クーベリック[1914-1996]。

1979年まで首席を務めたクーベリックは、退任後も頻繁に客演し、バイエルン放送響と最も深い関係を築きあげた名指揮者として知られることとなる。

ドヴォルザークやスメタナのほか、マーラーやベートーヴェン、シューマンなど独墺系レパートリーでの見事な演奏で知られたクーベリックは、ブルックナーでも素晴らしい成果を聴かせていた。

この交響曲第8番は、以前、海賊盤が出回ってその演奏内容がマニアの間で評判となっていたもの。

待ちに待った正規盤の登場であり音質も最上級だ。

オルフェオ・レーベルから発売されている8番は、クーベリックがバイエルンの首席に着任して2年後のものであったが、それから14年を経たここでの演奏では、オーケストラが完全に手足となり、指揮者と一体となった演奏を聴くことができる。

演奏は実に素晴らしく、何度聴いても魅力的だ。

バイエルン放送響のすごさがいかんなく発揮されていて、響きがとにかく明るい。

アプローチ的にはスタジオ録音の4番同様、純に音楽的で美しい。

演奏時間はトータルで4分半ほど遅くなりディテールの美しさと表現の深まりが顕著になっている。

あえて難を言えば、4楽章コーダのところが楽器が多くなっていくにもかかわらず重層的に迫ってこないのが少し残念。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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