2011年12月26日

クーベリック&バイエルン放送響のブルックナー:交響曲第3番(1970年ライヴ)


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1970年1月30日、ミュンヘン、レジデンス・ヘルクレスザールに於けるライヴ録音。

クーベリックのブルックナーは全集には至らなかったが、これまでにも第3番のスタジオ盤、ライヴ盤、第4番のスタジオ盤、第8番のライヴ盤、第9番のライヴ盤といった注目作がリリース済み。

なかでも第3番は記録によれば、手兵バイエルンだけでも3種の録音が知られている。

まず、1962年11月8、9日のライヴ。これは前年1961年音楽監督就任後に、クーベリックがバイエルンと初めてこの曲を取り上げた記念すべきもの(未発売)。

次いで今なお高い評価を獲得している1980年のスタジオ盤(SONY)。

そして今回の1970年ライヴ。

いずれにも共通する特徴としてはエーザー版を使用している点。

ちなみに、コンセルトへボウとのライヴ録音(1954年)もエーザー版だったが、この間1967年にヨッフムがバイエルンとノヴァーク版による録音も行っていることを考え合わせても、クーベリックによる版の選択は興味深いところである。

ただ、それにもまして、やはりライヴでのクーベリックは輝きが違う。

たとえば前半2楽章は、破格の推進力と生命力があり、どの瞬間を切り取っても、こんなにも有機的に音楽が響き、心に届いてくる例をほかに知らない。

燃焼度では、偶然にも同じバイエルンで、先ごろたいへん個性的なテンシュテットの1976年ライヴが話題となったが、そちらとの比較も大いに楽しみ。

素晴らしい録音とともにまた、シリーズ恒例のSACD再生における、アーカイヴ・マスターとリマスター・テイクとの全曲聴き比べも魅力あるポイントとなっている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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