2011年05月06日

レーグナー&シュターツカペレ・ドレスデンのブラームス:ハンガリー舞曲集&大学祝典序曲


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



1973年7月5〜9日、ドレスデン、ルカ教会に於けるスタジオ録音。

「ハンガリー舞曲集」の全曲ではない(14曲)が、有名な曲はほぼ網羅されており、スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリン盤にも比肩する、最高の名演奏のひとつ。

純ドイツ風ハンガリー舞曲!少しもマジャール系の香りがしない、徹頭徹尾ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のための演奏である。

こう書くと、単に重くだぼついた演奏に思われてしまうかも知れないが、それは違う。

重厚でありながら躍動感にも事欠かないという離れ業を、実に鮮やかにやってのける。

力強い重低音や小気味よい打楽器群に支えられ、厚みのある弦楽器や仄暗い管楽器が豪快に踊り抜くという、ダイナミックな演奏である。

特に後半の作品など、著名な第1番や第5番などに比して余り聴き応えのない曲ばかりだと思っていた先入観を、見事に粉砕してくれた。

1曲1曲を丹念に描くレーグナーの棒もさることながら、こんなにも愉悦と哀愁に満ちた曲達が並んでいたとは!

どの曲もテンポを自由自在に動かしながら、緩急起伏を大きくつけているのが特徴で、シュターツカペレ・ドレスデンの、渋く重厚できりりと締まった響きも素敵だ。

レーグナーは、情熱的な性格の持ち主だが、きわめてロマンティックな感覚も併せ持った人だけに、この演奏にも、そうした特色がよく表れていて惹きつけられる。

レーグナーは一昔前のロマンティックな感覚を身につけている指揮者で、「大学祝典序曲」にはそうした音楽性がプラスに発揮されている。

曲の最初はさりげなく、中間から後半にかけて巧妙な盛り上がりをみせる。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 20:28コメント(0)トラックバック(0)ブラームス  

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ