2011年10月06日

テンシュテット&ロンドン・フィルのブルックナー:交響曲第7番


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1984年5月10日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールに於けるライヴ録音。

雄大で雄渾な演奏が素晴らしいブルックナーで、ライヴの熱気がひしひしと伝わる秀演。

あまり力こぶを入れなくても、壮絶な音が出てくるがのが本当に凄く、実演を聴いたらさぞ感動したと思われる。

音楽の流れは決して滞ることなく自然で、迫力にも事欠かず、一気に全曲を聴かせる。

予想よりも遅いテンポの出だしから自在な揺らぎと大きな息づかいでどんどん引き込まれる。

対旋律を十分に聴かせることや静止に重みを持たせることによって第2楽章は単なる葬送の音楽を越えて曲の構造が際だってくる(第8のアダージョのように)。

テンシュテットとLPOとの「ブル7」はこの音源しか知らないが、この指揮者らしい、剛気な響きに感心していると、思わず溢れ出る歌にゾクッとしてしまう。

テンシュテットのブルックナーではこれが最高だと思う(9番が出てくれば状況は変わると思うが)。

誰とも異なる全く独自のブルックナーで、テンシュテットらしい濃厚な表情をもった演奏だ。

表現者として、この指揮者は本当に凄かったんだなとつくづく思う。

ロンドン・フィルは大健闘!素晴らしいバランスと持続力!

音質がいまひとつとの意見もあるようだが、演奏そのものが素晴らしいのでそれほど気にならない。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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