2013年07月20日

ベルグルンド&シュターツカペレ・ドレスデンのスメタナ:わが祖国


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《わが祖国》は6曲から構成されているが、はっきり言って、どれも似たような音楽だ。

よって、普通はいちばん変化に富んでいる〈モルダウ〉ばかりが演奏される。

だが、《わが祖国》は6曲まとめて聴いたほうがいい。

とにかく、荒々しいシーンが多いことがわかるだろう。くどいと思うだろう。暑苦しいほどだ。弾くほうも聴くほうもまさにスタミナの曲なのだ。

パーヴォ・ベルグルンド指揮シュターツカペレ・ドレスデンで聴こう。

実はモルダウを下っていくとドレスデンに達する。このCDはその町のオーケストラの演奏なのですばらしい、と言うと出来過ぎた話だが、実際すごい演奏である。

弦楽器の表現力の多彩さ、自由自在さには度肝を抜かれること請け合いだ。

このうまさは、縦線がきっちり合っているというようなうまさではない。

人間の声のように豊かな表情を使い分けるといううまさなのだ。

昨今、機械的な合奏の精度ばかり気にする人が多い。

なるほど、その種のうまさによって成り立っている音楽もある。

だが、ドレスデンの音楽は別種のうまさによって成り立つ音楽なのである。

これを聴けば、まず弦楽器があってこそオーケストラなのだとブラスバンド少年にもわからせてくれよう。

また、管楽器の何ともいえないローカルっぽい音色も味がある。

祝祭的なリズムの生気といい、場面場面での音色の切り替わりといい、一気呵成の熱気といい、恐ろしいまでの迫力だ。

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classicalmusic at 21:26コメント(0)トラックバック(0)スメタナ  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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