2011年01月27日

小林研一郎&日本フィルのチャイコフスキー:交響曲第5番


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2004年6月13日、長い蜜月時代を経て2004年3月に日本フィルの音楽監督に就任した小林研一郎の就任記念演奏会の模様(サントリー・ホール)。

素晴らしいの一言。さすがはコバケンのチャイ5。その気迫と意気込みは素晴らしい。

絶妙なテンポの駆け引きを演じつつもそれが全く不自然さを感じさせない彼のバランス感覚には感服させられる。

低弦も金管も軽く吹き渡るようで、ホール感重視の音づくり。

やや冷めた印象は残るが、それでも指揮者のほとばしる情熱は伝わってくる。

第1楽章から所々でバス・トロンボーンが唸りを上げる様は圧巻であるが、やはり“コバケンも”唸りを上げその情熱がオケを奮い立たせているのが全面に現れている。

最も得意にしている曲の一つだけあって13‘35からの急速なテンポの切り返しも彼ならではといえる驚きの内容。

寡黙なソロ・ホルンに絶妙な弦のハーモニーが濃厚且つ心地良く響く第2楽章。

格調高い終楽章の響きも3分過ぎからかき鳴らされる弦の響きから急速に盛り上がり盛大なフィナーレを築き上げる。

もっとも、ライヴ故演奏上のミスはあるし、アンサンブルが乱れ気味になる個所もある。

また、コバケン特有の唸り声も入っている。だが、まるでコバケンの汗がスピーカーから飛んできてしまいそうな力強さがある。

テンポ感覚も変幻自在、超弩級の演奏だ。

“コバケン”と日本フィルの今後からますます目が離せなくなる仕上がりと言える。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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