2011年12月29日

小澤&ボストン響のヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」


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1981年10月10日、ホートン・チャペル、ウェルズリー大学、マサチューセッツでの録音で、小澤&ボストン響の初の「四季」として話題を呼んだ。

先日小澤征爾がSKF松本で1時間ばかりバルトークの「青ひげ公の城」を振って復帰を果たし、筆者もテレビで見て安堵しているのであるが、本盤はかなり以前のまだ彼が46歳の頃ボストン響を指揮してヴィヴァルディ「四季」を演奏したもので先ずボストン響の「四季」が珍しい。

編成が小さく、弦の音が美しい。

音楽が爽やかで、イタリアの弦の艶やかな音色と豊麗な響きとは別の魅力をもっている。

小澤の解釈は、テンポをやや遅めに設定し、リズムに明確なアクセントをつけている。

そのために演奏全体が強い安定感をもち、明快ななフレージングで旋律を歌わせているし、一方、急速楽章では気迫に溢れた「四季」をみせている。

小澤の指揮そのものは格調の高いものだが、ヴァイオリン独奏の装飾が聴きものである。

ボストン響の名物コンマス、シルヴァースタインのソロが装飾を豊かにとり入れて美しく聴かせる。

マリナーやアーノンクールは独創的なわりにソロの装飾は少なかったが、小澤は目いっぱいやっており、単純な旋律線がきわめて複雑なものに変わっている。

数多いこの曲のレコードでも注目すべき秀演。

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classicalmusic at 19:29コメント(0)トラックバック(0)ヴィヴァルディ | 小澤 征爾 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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