2012年05月04日

フルトヴェングラー&ベルリン・フィルのブルックナー:交響曲第7番(初版)/1951年ローマ


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フルトヴェングラーの「ブル7」は、録音して残されているのは5種類ある。

演奏は全てベルリン・フィルとのものだが、その内2種類は1951年に演奏・録音されたものである。

一つはエジプト・カイロでの演奏旅行で行われたライヴで、もう一つがその演奏旅行から戻って数日後のローマでのライヴ。

ライヴと言う点では共通しているのだが、意外にもその演奏スタイルは違う。

カイロではライヴならではの燃焼度の高いいかにもフルトヴェングラーといえる演奏だが、このローマでの演奏は、同じようなスタイルではあるものの、内に秘め静かに燃える演奏はいつものフルトヴェングラーとは違う。

落ち着いているというのか、見事なまでにベルリン・フィルをいつも以上に完璧にまでコントロールし、細部まで練り上げた演奏はともすれば彼らしかぬ演奏に聴こえてくる。

フルトヴェングラーは自身のデビュー・コンサートのプログラムで「第9」を取り上げるなど、ブルックナーの演奏には中期・後期の作品に限定されるが、ブームになる以前から積極的に演奏した。

演奏の出来不出来はともかく、フルトヴェングラーのブルックナーは一部の評論家から駄目と一括りにしてしまっているが、それは如何なものか?

この演奏もそう捨てたものではない。

音が良いものであればデジタル録音で良いし、名演と呼ばれるものも数多い。

しかし、フルトヴェングラーでしか聴けない何かが、今でも多くの人に愛されている証拠だろう。

音質はカイロ盤よりも格段にすぐれ、ことに分離の良さでは1949年盤を凌ぐ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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