2012年05月22日

フルトヴェングラー指揮 ベートーヴェン:交響曲全集


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ベートーヴェンの神様ともいえる名演奏家が誰あろうウィルヘルム・フルトヴェングラーである。

当全集は、戦後、とくに巨匠の晩年の演奏に集中してセット化したもので、ますます深刻にデモーニッシュになっていった不世出の大指揮者フルトヴェングラー最晩年の最後の輝きが存分に味わえる。

晩年のフルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲の演奏は、他のレーベルを含めれば、全曲をウィーン・フィルの演奏によって聴くこともできるが、全集という形で手にするとするならば、この既出のCDよりも生々しい音で迫るMEMORIES盤は、EMI盤と並び、注目してよいであろう。

演奏の内容はどれも文句無く最高で、この巨匠晩年の濃厚で馥郁たる幻想的な演奏は、他の指揮者では絶対に味わえない。

このMEMORIES盤とEMI盤は、第2番しか重複しないのも有難い。

まさに傑作中の傑作といえる、シュトゥットガルト放送響との「第1」ライヴなどが含まれているだけでなく、いくつかの作品は、フルトヴェングラーの録音の中でも傑出したものであり、録音条件の不利をこえた価値がそこにはある。

それは、フルトヴェングラーの音楽と精神とが集約されたものといっても過言ではない。

ベートーヴェンの演奏も、人が変わり、時代を追ってくるに従って、かなりの変化をみせてきたが、これは永遠の規範ともなり得よう。

フルトヴェングラー・ファン以外にも、特に最近のSACDに慣れ切ってしまっている若い人に、ぜひ聴いてほしい1組である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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