2012年06月18日

ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンのブラームス:交響曲第1番(1991)


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ブロムシュテットのブラームス「第1」というと、N響への客演が記憶に新しく、そちらを絶賛される方もいる。

しかし、映像を確認して頂きたいのだが、ブロムシュテットと共にもう一人、著名なヴァイオリニストが客演していたことにお気付きだろうか。

そう、シュターツカペレ・ドレスデンの首席コンサートマスター、ペーター・ミリングである。

あれはN響の実力というよりも、シュターツカペレ・ドレスデン縁の2人に支えられた所以の名演だったのだ。

さて、当CDはN響のそれより十数年前のシュターツカペレ・ドレスデンの録音だが、やはりN響とシュターツカペレ・ドレスデンでは響きの格が違う。

勿論N響も核心に迫っていたが、シュターツカペレ・ドレスデンの内声部の充実ぶりは追随を許さない。

音の層が幾重にも折り重なるような独特のサウンドであり、どんなに微弱な音にも魂を宿らせる。

全ての音が有機体のように相互作用しつつ、しかも全体のまとまりにも事欠かないという希有な合奏能力!

もっともライヴゆえ、ややアンサンブルが乱れるところもあるが、作品に真摯に向き合う姿勢は、ややするとルーティンワークになりがちな有名曲でさえ、今まさに出会うかのような新鮮さを感じさせる。

音質はややヒスノイズがあるものの概して良好である。

因みに“シュターツカペレ・ドレスデンでブラームスの「第1」はザンデルリンクだけ”というのは誤りで、実際にはケンペ盤やハイティンク盤もある。

個人的には、廃盤となったハイティンク盤の再発売を望むが、ブロムシュテット盤も中々聴かせると思う。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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