2012年09月04日

ゲルギエフ&マリインスキー劇場管のチャイコフスキー:管弦楽作品集


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2009年2月15-20日 マリインスキー劇場コンサートホールに於けるデジタル(セッション)録音。

ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団とのゴールデンコンビによる帝政ロシア時代の国歌が、いろいろな変奏を加えられながら演奏された5作品収録。

有名な大序曲「1812年」やスラヴ行進曲のみならず、カンタータ「モスクワ」、戴冠式祝典行進曲など、本盤に収められたいずれの楽曲も統一テーマはロシア国家。

これでもかというくらい、ロシア国家が様々な変奏を加えながら奏される。

現今において、ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団ほど、ロシア民族色の濃い演奏が可能なコンビはなく、本盤のような楽曲の演奏においては、右に出るものはいないと言える。

演奏は聴き応え十分で文句のつけようがない上に、カンタータの合唱、ソロも素晴らしい。

どの曲も水を得た魚のような堂々たる名演を聴かせてくれている。

「1812年」は、筆者自身このコンビの実演に接したこともあり、特に、大砲やカリヨンが鳴り響く終結部のド迫力にも圧倒されるが、抒情的な箇所の旋律の歌い方も見事であり、合唱などは挿入していないものの、同曲のベストを争う名演と言っても過言ではあるまい。

カンタータ「モスクワ」も合唱の整然とした美しい響きが実に感動的であり、あまり知られていない同曲の魅力を再認識させてくれる。

他の3曲も見事な出来栄えであり、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団のコンビとしても会心の名演と言えるだろう。

そして、何よりも素晴らしいのはSACDマルチチャンネルによる極上の名録音。

特に、「1812年」の大砲とカリヨンが、歪みもなく鮮明に再現されるのには大変驚いた。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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