2012年09月11日

ヤンソンスのハイドン:ミサ曲第14番『ハルモニー・ミサ』/交響曲第88番『V字』/シンフォニア


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古楽器奏法や演奏が一般的になりつつあるハイドンの諸曲であるが、本盤は、大オーケストラを指揮したシンフォニックな旧来型のハイドンであり、残響の豊かな録音と相まって、重厚な名演に仕上がっている。

「シンフォニア」の明るく軽快な演奏を経て、交響曲第88番に入るが、これが実に見事な超名演だ。

全体としてはややゆったりとしたイン・テンポで進むが、隋所に見せるセンス豊かなニュアンスの筆舌には尽くし難い繊細な魅力。

バイエルン放送交響楽団が醸し出す南ドイツならではの温かい音色が曲想に見事にマッチしており、それでいて、決して田舎くさくはならず、あたかもモーツァルトの交響曲を聴くような高貴な典雅さに満ち溢れている。

メインの『ハルモニー・ミサ』も壮麗な名演であり、独唱陣も合唱も実に巧く、残響豊かな録音の見事さも相まって、至福の時間を味わうことが出来る。

ヴァルトザッセン教会で行われたこのハイドン・プログラムの目玉は何と言っても『ハルモニー・ミサ』だろう。

ハイドンの12曲あるミサ曲の最後を飾るこの作品の息を飲むような演奏が堪能できる。

バイエルン放送響と放送合唱団という2つの団体から発せられる妙なる調べ。

この作品の表題にもなっている管楽器の輝かしい響き(ハルモニーとは木管楽器の合奏の意味)、表現力豊かな独唱者たち。

あまりにも荘厳で力強い響きは全ての聴衆を圧倒する。

それにしても、SACDマルチチャンネルは素晴らしい。

部屋にいながらにして、演奏会場の雰囲気を鮮明に味わうことができる。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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