2012年09月13日

カラヤン&ベルリン・フィルのブラームス&シューマン:交響曲第1番


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1963年(ブラームス)、1971年(シューマン) ベルリン、イエス・キリスト教会に於けるステレオ(セッション)録音。

カラヤンが何度かブラームスの交響曲第1番を録音する機会をもった中でもとりわけ興味をひく、1963年の録音。

ブラームスの第1番は、カラヤンの名刺がわりの作品である。

最近発売された東京とロンドンでの2種の1988年ライヴ録音など、至高・至純の名演であったが、本盤は、ベルリン・フィルの芸術監督として初めての録音だけに、カラヤンの壮年期ならではの生命力溢れる力強い名演を繰り広げている。

端正で人為的な粉飾がなく、何よりも緊張度の高さと流動する歌謡性が見事なバランスで共存しているのが好ましい。

それがまた、ブラームスの本質を衝いたとも感じられる。

冒頭は、意外にもソフトで柔和な導入の仕方をするが、こうした柔和さ、優美さは、カラヤンならではの優雅なレガートと相まって、全体を支配している。

他方、ベルリン・フィルの圧倒的な合奏力を活かした重量感にもいささかの不足もなく、その意味では、いい意味で剛柔バランスのとれた重厚にして優美な名演と高く評価したい。

他方、シューマンの第1番は、おそらくはカラヤンの唯一の録音であると思うが、それを感じさせないくらい、非常にこなれた、ある意味ではカラヤンなりに解釈された表現を見せている。

春の雰囲気よりは、重厚さや華麗さが全面に出ており、そうした点はいかにもカラヤンと言うべきであるが、名演と評価することにいささかも躊躇しない。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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