2012年09月26日

ハイティンク&シカゴ響のラヴェル:「ダフニスとクロエ」、プーランク:「グローリア」


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2009年3月4日に80歳の誕生日を迎えた現代屈指の巨匠ハイティンク。

最強の手兵シカゴ響の首席指揮者としてすでに3シーズン目に入り、ますますの充実ぶりをみせるマエストロによるCSO RESOUND最新アルバムは、プーランクにラヴェルというシリーズ初のフランスもの。

録音のレベルがかなり低いのではじめはどうなのかなと思ったが、ボリュームをあげると、この演奏の素晴らしさが伝わってきた。

最初、中ぐらいの音量で聴いたところぱっとしなかったが、大音量で聴くと音楽は一変し色彩豊かで繊細なフランス音楽が広がっていた。

プーランクはシカゴ響のCDは初めてかと思われるが、繊細な名演。

「ダフニスとクロエ」全曲は文句なしの名演奏で、ハイティンクはフィリップスにCDを録音している頃とは異なる巨匠になったようだ。

どちらかと言えばプーランクの出来の方がいいと思うが、「ダフニスとクロエ」の、特に第3部の合唱が入ってくる箇所の夕映えのような美しさは、さすがは巨匠ハイティンクだと思った。

シカゴ響の技術レベルの高さも特筆もので、ソロの名人芸も聴きごたえがあり完璧。

これがシカゴ響かと思われるほどフランスのデリカシーに満ちていて、シカゴ響がハイティンクの薫陶で、ショルティやバレンボイム時代とは全く異なる個性を持っていることに驚かされた。

弱音でも強音でもオケと合唱のバランスが素晴らしく、細部まで神経が行き届いている感じで好感が持てた。

ハイティンクとシカゴ響のコンビといえば、2009年2月、アジア・ツアーの一環として行なった来日公演の大成功がまだ記憶に新しいところだが、ここまでの流れを見る限り、今後の動向も目が離せないものといえそうである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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