2012年10月03日

クライツベルク&ウィーン響のシュトラウス:ウィンナ・ワルツ集


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このSACDはロシア系アメリカ人指揮者、ヤコフ・クライツベルク(ビシュコフの弟)と、ウィーン交響楽団によるもので、皆さんおなじみのウィーン・フィルのニューイヤーコンサートとは若干異なる演奏である。

収録内容はシュトラウス鏡い裡饗腑錺襯弔里澆如■横娃娃看6月ホームグラウンド(コンツェルトハウス)でのセッション録音である。

演奏といい、選曲といい、そしてSACDによる高音質録音といい、正に3拍子揃った名盤だと思う。

クライツベルクがいつもの手兵のオランダ・フィルではなく、ウィーン交響楽団を起用したのも大きい。

どれも華やかさはないものの、大変きちんとした演奏スタイルで、まじめな音作りが施されている。

だが決して堅苦しいとか野暮ったいものではなく、ウィンナ・ワルツ独特のテンポとリズムのゆらぎは随所に聴かれ、エスプリの効いた雰囲気はやはり本場ものである。

もちろん、ウィーン・フィルなどと比べてどうという批評は簡単だが、クライツベルクは、ウィーン交響楽団を見事に統率して、ウィンナ・ワルツの数々の美しい旋律を雰囲気満点に謳いあげ、眼前でウィーンの宮殿での舞踊が行われているかのような典雅な雰囲気を醸し出している。

毎年ニューイヤーコンサートは、一度映像を見るかCDを聴いたらもう十分だが、このCDならウィンナ・ワルツのスタンダードとして、優れた録音とも相俟ってリピート鑑賞に耐えうるもの思う。

難を言えば、「コンセプトは異なるが、ポルカやマーチなどの他のジャンルも入れたアルバムにしても良かったかな」、と思われるが、これはこれでお薦めできるCDだ。

できれば第2集をと思っていた矢先、クライツベルクは2011年3月15日、モンテカルロの病院で癌のため、51歳の若さで亡くなってしまった。

1ヶ月前の2月14日にはアムステルダムでオランダ・フィルを指揮するほどの体調だったらしいが、非常に急に病状が悪化したものと思われる。

この場を借りて心よりご冥福をお祈り致します。

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