2012年10月11日

ヴォロドスのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



堂々たる音色と多彩なテクニックを持つアルカディ・ヴォロドスが、ピアニストのレパートリーの中でもっともよく知られた名作である、チャイコフスキーとラフマニノフの協奏曲に挑戦した。

かつて2枚に分かれていたチャイコフスキーの「第1」とラフマニノフの「第3」を、それぞれの盤にカップリングされていたピアノ曲の小品を除いて1枚にまとめたもの。

いずれも、卓越したテクニックを誇るヴィルトゥオーゾ・ピアニストであるヴォロドスならではの圧倒的な技量と、小澤、レヴァインという名指揮者、さらに、ベルリン・フィルという役者が勢ぞろいした贅沢な名演である。

ヴォロドスのスタンダードナンバーの演奏は非常に端正であり、その演奏スタイルは地味で虚飾のない正統派を意識している。

チャイコフスキーの協奏曲は、ヴォロドスがベルリン・フィルの定期演奏会に登場した時のライヴ。

彼の実力をまざまざと見せつけ、絶賛された演奏だ。

小澤征爾の指揮も完全燃焼している。

ラフマニノフの協奏曲でもヴォロドスは、レヴァイン=ベルリン・フィルという強力なサポートを受けて、持てる力を存分に発揮している。

いずれも現代最高の演奏家たちによる至上の調べを堪能できる名演である。

かつての2枚については、筆者も既にSACDで聴き、それも実に素晴らしい高音質であったと記憶しているが、CDに掲げてある表示によれば、本盤はBlu-spec-CD化のため、新たにDSDマスタリングした音源を使用しているとのことであり、SACDとは違った魅力のある音質に生まれ変わっている。

チャイコフスキーの冒頭のホルンなども鋭角のとれたやわらかい音色で、この部分を聴くだけでも、新たなDSDマスタリングが効果的であったことがよくわかる。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 21:26コメント(0)チャイコフスキー | ラフマニノフ 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ