2012年12月02日

フランチェスカッティ&ワルターのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲


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4大ヴァイオリン協奏曲の一角を占める不朽の名作。

しかも、ベートーヴェンが作曲した数々の楽曲の中でも、最も明朗な要素を持った傑作。

この傑作ヴァイオリン協奏曲には、これまで多くの名ヴァイオリニスト&名指揮者のコンビが、その登頂に向けて挑んできた。

その結果として、これまで数多くの名演が成し遂げられてきたが、本盤のフランチェスカッティ&ワルターの黄金コンビによる演奏も、過去の様々な名演に決して引けを取らない名演であると高く評価したい。

本名演の特徴を一言で言えば、情感豊かな人間的な温もりのある演奏ということができるのではないだろうか。

ワルターのヒューマニティ溢れる情感豊かな指揮ぶりは、いつもながら感動的であるし、ワルターと同様に、いわゆる技術偏重には陥らず、どこまでも温か味のある演奏を披露するフランチェスカッティのヴァイオリンも素晴らしい。

フランチェスカッティのヴァイオリンは、したたるような美音と淀みのない流れで純音楽的な香りに満ちており、何よりも艶やかなカンタービレが彼ならではの魅力を発揮している。

幾分ロマン性の勝った表現だが、ベートーヴェンの音楽の造形はしっかりと把握している。

ワルターの指揮も、この曲らしいリリシズムの点でピカ一で、細部にまで愛情が溢れている。

ワルターの確かな統率の下、コロンビア交響楽団も最高のパフォーマンスを示していると言える。

DSDリマスタリングは、ややきつめの音質に仕上がったような印象があり、鮮明さにおいてはややグレードアップが見られるものの、全体としてイマイチな感じがしたのは大変残念だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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