2013年07月27日

ラン・ラン&バレンボイムのチャイコフスキー&メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番


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2003年の録音で、チャイコフスキーと珍しいメンデルスゾーンのピアノ協奏曲どちらも第1番。

ラン・ランはいつもながら思い入れたっぷりの濃厚な演奏を繰り広げており、そうした芸風には、チャイコフスキーの方がより適していると言えるだろう。

テンポの揺れはなかなか激しいものがあるが、チャイコフスキーだけに、それも許容範囲。

決して、違和感はなく、バレンボイムも、そうしたラン・ランの個性的なピアノを好サポートしていると言えよう。

メンデルスゾーンでは、こうしたラン・ランのアプローチは表情過多のきらいがあるが、それでも、平凡なピアニストが弾くと蒸留水のような印象を与えてしまうメンデルスゾーンのピアノ協奏曲に、こくを与えている点は評価をしてもいいのではなかろうか。

このピアノの入った交響曲風作品をラン・ランは卓越した技術でもって展開、バレンボイム&シカゴ響もしっかりサポートしている。

しかし、両曲を聴き通して、感動とか、強いインパクトを与えてくれるかというと、イマイチ何かが足りない気がする。

もう一つ面白さといった点では数々の名演があるだけにもう一押しということかと思う。

特に、チャイコフスキーには、海千山千の超名演が目白押しということもあるのだろう。

そうした名演とは違った独特の個性という点では、いささか弱い面があるのではないかと思う。

SHM-CDの音質が素晴らしいだけに、少々惜しい気がする。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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