2013年03月24日

シノーポリ&シュトゥットガルト放送響のマーラー:交響曲第3番


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シノーポリは、医者出身の指揮者ということもあって、作品の内容を解剖するかの如き精神分析的なアプローチが信条とされている。

したがって、作品によっては、シノーポリのアプローチに見事に符合するものがあり、例えば、シューマンの交響曲第2番など、実に素晴らしい名演であった。

マーラーも、すべてとは言わないが、シノーポリの芸風に符合する楽曲であると言える。

筆者も、シノーポリの「第5」にはじめて接した時の衝撃的な感動を今でも思い出す。

フィルハーモニア管弦楽団との全集では、この「第5」と、「第2」、「第10」あたりが、素晴らしい名演であると言える。

本盤は、フィルハーモニア管弦楽団とのスタジオ録音の3年後の録音であるが、スタジオ録音ではイマイチと思われた「第3」が、ここでは素晴らしい名演に仕上がっている。

やはり、ライヴ録音ということもあるのだろう。

冷静な分析力が注目されるシノーポリであるが、ライヴならではの緊張感の中に温かさに満ちたシノーポリの人間性まで見えるような名演と言える。

特に、第1楽章と終楽章が秀逸であり、シノーポリは、いつものように、作品の内面に深く切り込んでいく分析的なアプローチを示すが、音楽の流れを損なうことはいささかもなく、情感豊かな音楽を紡ぎ出している。

テンポ設定も巧みであり、シュトゥットガルト放送交響楽団も、ドイツ風の実に重厚な音楽を奏でている。

独唱も合唱陣も素晴らしく、最高のパフォーマンスを示していると言える。

録音も、鮮明で実に素晴らしい。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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