2013年07月15日

ヤング&ハンブルク・フィルのブラームス:交響曲第1番


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シモーネ・ヤングは、今や女流指揮者のフロントランナーのような存在である。

既に、ブルックナーの交響曲の名演によって、広く知られているところであるが、ついに、ブルックナーと同時代の大作曲家、ブラームスの交響曲録音を開始した。

本盤は、つい最近の録音であるが、素晴らしい名演と高く評価したい。

冒頭、男性指揮者顔負けの重量感溢れる堂々たる進軍で開始する。

主部に入っても、テンポはゆったりとしたもので、微動だにしない風格に満ち溢れている。

繰り返しも行われているが、いささかも冗長さを感じさせないのは、シモーネ・ヤングの自信と確信に満ち溢れた堂々たる指揮によるところが大きい。

第2楽章の抒情豊かさは、女流指揮者ならではの情感溢れるもので、ブラームス特有の枯淡の境地を表現できるのは、シモーネ・ヤングの表現力の幅の広さの証左と言える。

第3楽章は、普通の出来だと思うが、感動的なのは終楽章。

第1楽章と同様に、ゆったりとした微動だにしないインテンポで、楽曲を進めていく。

そして、終結部のファンファーレで、誰よりも極端にテンポを落とし、若干のゲネラルパウゼを挟むが、ここははじめて耳にするような新鮮さであり、シモーネ・ヤングの抜群のセンスの良さを感じさせる。

SACDマルチチャンネルによる高音質録音も素晴らしいものであり、本盤の価値を高めることに大きく貢献している。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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