2013年09月14日

尾高忠明&札幌交響楽団/北欧音楽の新伝説 2


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尾高忠明&札幌交響楽団による北欧の管弦楽曲集の第2集であるが、これらの作品の魅力を存分に味わうことができる素晴らしい名演だ。

第1集とは異なり、選曲は実に渋い。

グリーグ作曲の『抒情組曲』から4曲を抜粋した管弦楽編曲版にはじまり、グリーグ&シベリウスの「2つの悲しい旋律」と「2つの荘重な旋律」の対比、そしてシベリウスの中期の交響詩を2曲並べた後、シベリウスの最晩年の小品で締めるというラインナップである。

いずれも両作曲家による傑作ではあるが、作品の認知度からすれば、必ずしも有名作品とは言い難いところ。

ところが、尾高は、これらの作品の聴かせどころのツボを心得た、実に見事な演奏を行っている。

これらの楽曲が有する北欧風の旋律を清澄な美しさで歌いあげているのは実に感動的であり、それでいて、例えば、『抒情組曲』の「トロルの行進」や、「夜の騎行と日の出」の冒頭などのように、力強さにおいてもいささかの不足もない。

札幌交響楽団も、尾高の指揮の下、最高のパフォーマンスを示している。

日本の一地方のオーケストラが、これだけの技量を持つのようになったことに、深い感慨を覚えた次第だ。

録音も、マルチチャンネル付きのSACDであり、その極上の高音質録音は、本盤の価値を高めるのに大きく貢献している。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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