2014年01月04日

カラヤンのヴェルディ:レクイエム(1958年ライヴ)/ブルックナー:テ・デウム(1960年ライヴ)


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1956年にベルリン・フィルを手中に収め、いよいよ楽壇の“帝王”として活躍を始めた時期の覇気に満ちた録音。

ヴェルディの「レクイエム」はカラヤンの十八番だったが、これは1958年のザルツブルク音楽祭でのライヴ。

ヴェルディの「レクイエム」は、3大レクイエムの中でも、オペラの世界を知り尽くした作曲者ならではの劇的な要素を有した作品である。

それだけに、オペラを得意としたカラヤンも、この曲を重要なレパートリーとして、映像作品も含めて相当数の録音を遺した。

筆者としては、映像作品も含めると、クルーゾーと組んだミラノ・スカラ座との演奏を第一に掲げたいが、CDということになれば、カラヤンの全盛時代に録音された本盤も、1972年盤に匹敵する名演であると考える。

他の録音もそうであるが、何よりも歌手陣が実に豪華である。

特に、ルートヴィヒやシェピら往年のスター歌手の熱唱は最高で、これを聴くだけでも大きな価値がある。

カラヤンの指揮もスケールの雄大さが際立っており、ラストの聴きとれないようなピアニッシモを除けば、白熱したウィーン・フィルとも相俟って、これ以上を望めないような高みに達している。

「テ・デウム」は、歌手陣が一段と豪華な顔ぶれであるが、ブルックナーとしてはいささか賑々しい演奏のような気がする。

とは言っても、同曲でこれほどの重厚で迫力のある演奏は他には見られないものであり、これだけ堪能させてくれれば文句も言えまい。

人の心をグイとつかむカラヤンのライヴの凄さが伝わる貴重な音源である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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