2022年08月18日

シューリヒト&シュトゥットガルト放送響のブルックナー:交響曲第7番/ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死


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1953年3月6日(ブルックナー)、1950年4月29日(ワーグナー)、シュトゥットガルト=デゲルロッホ・ヴァルトハイムでのライヴ。

いずれも1950年代初期のライヴ録音で、ブルックナーは以前海賊盤(筆者も所有)で出ていたが、これが初の正規盤である。

演奏はシューリヒトらしい名演だ。

有名なハーグ・フィル盤に通じる、流麗にして無駄のない、引き締まった演奏のブルックナーの交響曲第7番に、緊迫感にあふれ、推進力のあるワーグナーと、どちらも魅力満点の演奏内容だ。

残響が付加されており、やや擬似ステレオ風だが、その分聴きやすい。

ブルックナーの第7番は、特に後半の2楽章に説得力がある。

あからさまなアゴーギクをせず、基本的にはインテンポで颯爽としていて爽やか。

それでいて、味わい深さもなかなかのものだ。

前半の2楽章は、テンポが速く流動性が強い。

しかし、この盤の聴きものは「トリスタン」の2曲であり、よくぞこんな録音が残っていたものだ。

これほど熱いパッションと情感に溢れ、且つノーブルな演奏はそうないと思える。

録音はブルックナーより古いが、音自体は上回っている。

端的に言えば、ブルックナーは「すばらしい」で、ワーグナーは「最高」。

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classicalmusic at 09:10コメント(0)シューリヒト | ブルックナー 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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