2014年02月05日

ゲルギエフ&ロンドン響のラヴェル:「ダフニスとクロエ」「ボレロ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」


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まさにエネルギッシュという形容がぴったりのカリスマ指揮者ゲルギエフ。

最新アルバムは、オール・ラヴェル・プログラム。

すべてゲルギエフにとって初のレパートリーとなる注目の内容であり、ゲルギエフがロンドン響を率いて新境地を開くラヴェルの作品集である。

何よりも評価したいのは、SACDマルチチャンネルによる極上の高音質録音だ。

特に、合唱が加わる「ダフニスとクロエ」が凄い。

合唱付きのオーケストラ曲は、従来から、録音が極めて難しいとされており、これまでのCDを見ても満足のいく音質に達しているのは、数少ないと言えるが、本盤は、これ以上は求め得ないようなハイレベルの音質に達している。

要は、オーケストラが主体か、それとも合唱が主体かと言ったレベルではなく、オーケストラと合唱が一つの音楽として、完全に融合しているのだ。

その上で、オーケストラも合唱も完全に分離して聴こえるのは驚異でもあり、マルチチャンネルによって、それぞれの楽器や合唱の位置までが完璧に聴き取れるほどだ。

演奏も、素晴らしい名演。

ゲルギエフは、もともとオペラを得意とする指揮者であるが、こうした標題音楽における巧さは格別。

各曲の描き分けは、殆ど名人芸の域に達しており、録音の素晴らしさと相俟って、あたかも眼前に情景が思い浮かぶかのようだ。

併録の「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、ゲルギエフとしては普通の出来だと思うが、むしろ「ボレロ」が超名演。

各楽器を完璧に鳴らし、この曲の魅力、そして、ラヴェルの巧みなオーケストレーションを完璧に再現してくれている。

極上の高音質録音がこの名演を大きく後押ししているのも素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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